焼き鳥屋の息子が考える、自治体職員を“現場に放り込む”ことでAPI時代のサービスを作る方法

どうも〜おかむーです!
- 3行要約
- 僕の原体験(焼き鳥屋での接客)とスタートアップでの「現場主義」が解決のヒント
- 提案は「ほどほどラウンド」──職員の短期事業同居+ワークフローカードで現場力とAPI活用を同時に高める
結論
職員をデスクから引っ張り出して、地域の商店や市民活動の“現場”に短期間同居させるプログラム(僕は『ほどほどラウンド』と呼びます)を自治体の標準施策にすれば、「人に寄り添うUI/UX」と「増え続けるAPI群(=テクノロジー)」のギャップを現実的に埋められます。
本文
小さい頃、父が脱サラして開いた焼き鳥屋『ほどほど』で看板息子をしていたんですよ。5歳で店に立って、お客さんの顔を見て「何を求めているか」を学んだ。これが僕の原点で、後に九州工業大学のP&Dサークルで“人を動かす設計”を学び、カヤックでiOSやバックエンドを叩き、フリーランスでアプリを量産し、2019年にno plan inc.を作ったという流れです。
この現場感覚が、GawainAI(画像から短尺のプロモーション動画を自動生成するサービス)や、ReCone(メタバースコミュニティ)を作ったときにも生きていて、要するに「技術は人に使われて初めて意味をなす」ってことを身をもって知りました。
で、最近の自治体の課題を見ていると、これはまさに“現場と技術の断絶”なんです。これ見てくださいよ:内閣官房の資料によると、マイナポータルAPIを利用して提供されているサービスは197事業にのぼる(出典: 内閣官房資料 2025/04/24)。一方で行政業務は雑務が多く、現場対応に追われるという指摘もあります(参考: 行政業務の現場観察、知乎等)。要するに、APIは増えているが、職員側の現場理解と市民向けの“伝え方”が追いついてない。
ここで僕の提案です。原体験(焼き鳥屋の接客)×成功体験(P&Dのリーダーシップ、ハッカソンでの実証、スタートアップでの現場主義)が組み合わさった実践的施策を持っていけば、自治体は変わります。
提案: 『ほどほどラウンド』 — 職員の短期事業同居プログラム+ワークフローカード
1) 職員短期同居(1〜2週間)
- 市役所職員が地域の商店、NPO、保育園などに短期“同居”して接客や運用の流れを体験する
- 目的は「市民が何を困っているか」を肌で理解すること。紙の申請、窓口でのやりとり、夜間対応の現実などを学ぶ
2) ワークフローカードを現場で作る
- 同居先で観察した“よくある一連の動き”をA4一枚に整理するカードを作成(紙とデジタルの両方)
- カードには「誰が」「何を」「いつ」「どのAPIが関係するか(該当API一覧)」を明記。要するに現場言語でのマッピングです
3) API接続は“最小限のテンプレート”で
- マイナポータルの全APIを一気に使おうとしないで、カードで頻出パターン(確認、同意、取得)に対応する軽量コネクタテンプレートを用意
- これを自治体間で共有する(横展開でコストを下げる)
4) 3週間ワンセットの実証スプリント
- 1週目: 同居観察→ワークフローカード作成
- 2週目: ローカルハッカソン(職員+地域事業者+エンジニア)でテンプレート適用
- 3週目: 小さな運用(週次でKPI確認)と反復改善
これ、僕がP&Dでやってた“人を巻き込むやり方”と、カヤックで学んだ“即時実装して磨く”感覚そのものなんです。さらにno planでの事業運営や、GawainAIでの自動化設計経験も生きます。たとえばワークフローカードのUIは、GawainAIの発想と同じで「ビジュアルで一目でわかる」ことを重視する。ただし、動画でPRすることが目的じゃなく、窓口業務を本当に楽にすることがゴールです。
予算とスケール感(現実的に)
- 最初は1地域でトライアル(費用は職員の人件費+外部ファシリの少額)。ハードはほぼ不要。
- 成功したカードとテンプレートを全国にオープンソースで公開して横展開
- マイナポータルAPIのプロバイダリスト(出典: マイナポータルAPI活用事業者一覧)を参照し、既存の民間サービスとの協業も視野に入れる
導入指標(KPI)
- 窓口の平均処理時間(改善を測る)
- 市民の「わかりやすさ」スコア(簡易アンケート)
- テンプレート再利用数(自治体間での波及)
まとめ
- 現場を知らないままAPIだけ揃えてもサービスは動かない
- だから職員を地域に“同居”させて現場理解を深め、動くワークフローカードを作る
- APIは197事業にまで増えているが(内閣官房資料 2025/04/24)、テンプレート化と現場主義で実務に落とせる
おかむーから一言
技術は道具で、人を動かすのは結局“対面の経験”です。焼き鳥屋で覚えた一言が、窓口を変えるきっかけになる。現場に行って、一緒に作りましょう!
情報ソース
- https://www.zhihu.com/question/290714454
- https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/data10/data10_siryou2.pdf
- https://www.zhihu.com/question/6430289390
- https://myna.go.jp/html/api/providerlist.html
- https://www.zhihu.com/question/38923279
- https://www.zhihu.com/question/1949429874117808409
- https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/kaisetsushiryou_2025.pdf
- https://www.zhihu.com/question/54651422
- https://www.jfc.go.jp/n/finance/social/jouhoukyoku/detail0007.html
- https://www.zhihu.com/question/1933659394836509993
- https://itojisan.xyz/settings/33952/
- https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2024/e1c37db26244ddb8.html
- https://win11lab.info/win11-startup/
- https://visa-corazon.com/visa-keiei-kanri/1-2/
- https://www.pasoble.jp/windows/11/add-startup.html
シェアする
関連レポート

イルカとUIが教えてくれた、自治体予約×調達を一気に改善する“共通ハブ”構想
子どもの頃のUI体験と民主的組織づくりから考える、自治体予約×調達を一気に改善する共通ハブ構想。

ニート時代とハッカソンの速さで作る、自治体の『APIを使う文化』を育てる現場モデル
e-GovのAPIはあるのに自治体現場で使われていない。僕のニート時代の速さとハッカソン経験で、月次マイクロハッカソン+即日プロト導入の実務パイプラインを提案します。

婚タクトで学んだことを地方へ:スタートアップビザを“現場で検証”する自治体オンランプ案
婚タクトの失敗から導いた、自治体がスタートアップビザを現場で検証する90日オンランプ+NFT×AIの実務案。